当組合が企業様に選ばれる4つの大きな理由をご紹介します。
協同組合ニュートラルプランの強みは「4本柱」。この4本柱を中心に、採用から帰国に至るまで丁寧に対応し多くの実習生と企業に喜ばれています。
適性試験(クレペリン検査・算数テスト・図形照合テストなど)で、能力面を含めた性格・行動・特徴を総合的に測定します。
※送り出し機関により、多少内容が異なります。
※海外面接の前に、履歴書と適性検査の結果をお渡しします。
1.適性実技試験(ボルトナット試験、トランプ試験等)では、「指示通り作業ができるか」をチェックします。 指示の内容を正しく理解し、正確かつ時間内に作業を行うことが出来るどうかを見極めます。
2.企業様に実習内容を簡単に説明して頂き、ミスマッチを防ぎます。
3.面接は企業様が主体となり質問をしていただきます。 何を質問すればよいかわからないという企業様には質問例をお渡ししますので、それを参考に事前に内容をお考えいただくとスムーズです。
4.実技テスト
実習実施者(企業様)のことを理解し、安心して3年間ご自分の子どもたちを送りだしていただくため、また、実習生のことを母国から応援し協力していただくために、合格者の家族と面談を行います。 企業様には会社のこと、実習のこと、日本での生活についてなど、様々なことを合格者とそのご家族にお話しいただいています。
実習生には、一定の日本語によるコミュニケーション能力が求められます。 「読む・書く」は勿論ですが、円滑な人間関係構築の源となる「聞く・話す」のコミュニケーション能力に特に重点を置いています。
目標は基本的な日本語を理解することができるレベル(日本語能力試験N4程度)。法令上最低2ヶ月(320時間)と定められている講習を、現地での入国前講習を5ヶ月(840時間)、日本での入国後講習を1ヶ月(176時間)、計6ヶ月(1,000時間以上)行っています。
入国後講習では、日本語を教える専門的な教育を受けた「有資格者」である講師が、日本語で日本語を教える「直接法」により指導しています。
実際に企業へ配属されると、教室で習った日本語と現場の日本語に違いを感じる実習生も少なくありません。当組合では日本語教師との会話だけでなく「生きた日本語」に触れる機会を多数設けています。そのひとつである研修センターにて行われる実習生との懇談会では、お客様にお話しいただいた内容に対して質問する場を設け、「聞く力」「話す力」以外にも「考える力」を養っています。
企業配属後も、技術以外にも大切な財産となる日本語能力の向上施策として、入国後講習と同じ「有資格者」によ る学習サポートを行っています。 もちろん日本語能力が全てではありませんが、日本語がよくできる実習生は、失敗をおそれずに日本人社員に話しかけ、うまくコミュニケーションを取ることができるので、技術の習得も早い傾向にあります。 ZOOMを利用し、勤務時間内・時間外にスケジュール調整を行い、1クール1時間の勉強会を無料にて毎週実施しております。
実習生は配属までに、日本語と共に日本での生活マナーや生活習慣、掃除についても学びます。入国後講習では、日本での「キレイ」の概念に基づき、ごみの分別方法や掃除の仕方、整理整頓について指導しています。一度聞いただけでは覚えられないことも多いため、写真付きの説明書を作成し寮に掲示、それらを見ながら実習生たちは正しい方法を確認し学んでいきます。
しかし、配属後生活をするにつれて次第に部屋が汚くなっていく実習生も少なくありません。実習生の生活環境整備をサポートすることも組合の大切な任務と考え、配属後も指導を継続しています。毎月の定期訪問時に部屋の状態を確認し、事前に渡しているチェックシートと照合、本人が「できていない」としているところを指導するのはもちろん、「できている」と判断している所が本当にできているのか、できていなければどうあるべきなのかを指導します。
部屋を掃除することは、部屋だけではなく心もキレイにできます。 物を大切にする心、次に使う相手を思いやる心も養え、仕事にも大変良い影響を与えてくれます。
当組合では定期訪問時に、実習生の寮チェックも毎回行っています。衛生管理指導が主な目的で、冷蔵庫に期限切れの食品が残っていないか、カビが発生していないか、掃除が行き届いているかなどを確認します。A社の寮では扇風機にたくさんの埃がたまっていることを指摘。埃がまき散らされると体にも良くないため、きれいに洗うよう指導しました。1年目のベトナム出身実習生ザンさんは、率先してガードと羽根を取り外し、洗う準備をしていました。また、トイレ内に修理が必要な箇所があったため状況を確認し、受け入れ企業に至急対応して頂きました。
サポート「何か不満はありますか?」 実習生「あの……会社は私のことをどう評価しているのでしょうか?」 サポート「上司の○○さんが、いつもがんばってくれている、とおっしゃっていましたよ」 実習生「そうですか。よかった!あ、それから・・・」
訪問指導時の何気ないコミュニケーション。これは組合のサポート体制の中で最も重要な部分です。 入国当初、誰もが感じる不安、そして日常の些細なやりとりまで、訪問指導を通じて把握し、即対応いたします。 早い段階で、企業様と実習生のコミュニケーションの行き違いを減らせば、より大きなズレが生まれるのを防ぐことがで、実習の効率アップや失踪防止につながります。
当組合では全ての受け入れ企業に対して、毎月定期訪問を実施しております。 この日は岡山県の食品製造業C社。配属後間もない実習生がシフトで休みだったため、母語スタッフと日本人スタッフが寮を訪れ面談しました。 入社後初めてもらった「給与明細書」の見方を説明し、何か不安なことや困っていることがないかのヒアリングも行いました。
自分の国の言葉で相談できる母語スタッフは、実習生にとってとても頼れる存在。 日本人スタッフと協力しながら、実習生の問題解決に向けて取り組んでいます。企業を交えて解決していかなければならないことがあれば、実習生と企業との懸け橋となってサポートしていきます。
1つの実習実施機関(以下 受け入れ企業様)に2名の担当者
当組合では全ての受け入れ企業様で、母語スタッフと日本人スタッフの計2名がサポートを担当します。母語スタッフは単なる通訳ではありません。日本人スタッフと同様に、専門知識(制度・労働法等)を備えたスペシャリスト。実習生のメンタルサポートだけでなく、制度や法律に基づいて指導を行っています。日本人スタッフは、受け入れ企業のニーズを踏まえて、母語スタッフでは補いきれない部分をサポート。「バランスが一方に偏らぬようにする工夫」それが1社2担当者制です。
緊急時の対応は何より重要。 「うちの実習生が車にはねられてケガをしました!」 「お腹が痛いと言っています」 当組合やサポート担当者の携帯電話には、時折このような緊急対応を要する電話がかかってきます。 即時に駆けつけ るのが基本ですが、地理的に遠く間に合わない場合には、リモートで通訳することにより実習生の受診をサポートし ます。
よりよいサポートのためには、スタッフ自身の成長が必要不可欠。 定期定期に勉強会を開いて生活に関する知識(衛 生面等)を身につけたり、eラーニングを用いた自己啓発に取り組んだりしています。 また母語スタッフについては、 日本語力をさらに高められるようビジネス日本語を学べる環境を整備しています。